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糖尿病のある方の新型インフルエンザワクチン情報(3)
2010年2月1日掲載
患者・一般向け情報
厚生労働省は、
- 死亡者や重症者の発生をできる限り減らすこと、
- 持病をお持ちの方や診療現場の混乱を最小化すること
を目的に昨年秋から順次新型インフルエンザウイルスに対するワクチン接種を進めてきました。
2010年1月20日付けで輸入ワクチン2製品が承認されたことを受け、各都道府県が接種状況をふまえながら、これまで優先接種の基準外であった、食事・運動療法だけで糖尿病の治療を行なっている方や 一般成人の方に対する新型インフルエンザワクチンの接種を開始することになりました。
一般的にインフルエンザウイルスに対するワクチンの接種は有効な場合が多いものの、決して万能なものではありません。稀ではありますが、副作用もあります。新型インフルエンザウイルスワクチンについても同様であろうと予測されます。手洗い等の基本的な予防対策を行った上で、ワクチン接種に関しては、主治医とご相談ください。ワクチン接種の時期および期間は、都道府県ごとに決定されるとのことです。詳しいことは、お住まいの市区町村にお問い合わせください。なおワクチンの接種回数は、使用するワクチンの種類と年齢により異なるとのことです。
- 国産ワクチン 13歳未満2回 13歳以上原則1回
- グラクソ・スミスクライン社製 1回
- ノバルティスファーマ社製
18歳以上50歳未満 1回
3歳以上18歳未満および50歳以上 2回
新型インフルエンザワクチンに関するご質問については厚生労働省HP「新型インフルエンザワクチンQ&A」(外部リンク)、「よくあるご質問」(外部リンク)をご参照ください。
日本糖尿病学会
独立行政法人 国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター
- 糖尿病のある方の新型インフルエンザ対策(患者・一般向け、医療関係者向け)
- 糖尿病のある方の新型インフルエンザワクチン情報(2)
厚生労働省 新型インフルエンザワクチンの優先接種対象の基準(患者・一般向け、医療関係者向け)
リンク先
厚生労働省
国立感染症研究所感染症情報センター
厚生労働省研究班
新型インフルエンザ対策(A/H1N1) 感染してもひどくならないために 糖尿病または血糖値が高い人へ(外部リンク)
医療関係者向け情報
上の「患者・一般向け情報」に記載した事項に加え、こちらのサイト、ガイドラインなどが参考になります。
新しい情報に注意を
上記の情報は現時点のものです。今後、随時状況が変わったり、情報が追加されたりする可能性がありますので、最新情報にご留意ください。