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研修講座の予定
2023年9月14日更新
糖尿病診療 最新の動向
国立国際医療研究センターでは糖尿病診療に従事されている医師、医療スタッフの方を対象に、糖尿病の最新の診断・治療についての研修講座を下記の日程・要領で行います。ご関心をお持ちの方の多数のご参加をお待ち申し上げます。
年間を通して研修講座に参加することにより、糖尿病に関する多彩な分野について、広く学べる構成になっております。
第62回 [ WEB開催 ]
期日:2023年11月12日(日曜日)9時30分~13時00分
会場:Zoomウェビナーによるオンライン開催
定員:150名
申込締め切り:2023年11月5日(日曜日)
参加費:3,000円
- 日本糖尿病療養指導士認定機構<第2群>「認定更新のための研修会」として申請予定
- 日本糖尿病学会専門医更新 申請予定
- 日本糖尿病協会療養指導医取得のための講習会として認定申請予定
- 単位取得可能な地域糖尿病療養指導士(東京、西東京、千葉、神奈川、大阪)申請予定
申込、その他に関するお願い
申込方法
- 参加ご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
https://forms.office.com/r/DXf6nCJpuW
お申込み後、ご登録のメールアドレス宛に参加費のお支払い方法等をお送りいたします。
数時間経過してもメールが届かない場合、メールアドレスの入力間違い、もしくは迷惑メールフォルダに振り分けられている可能性がございます。
ご確認のうえ、事務局まで( dm-inf1@hosp.ncgm.go.jp )ご連絡ください。
※お電話、FAXでのお申込みは受付けておりません。何卒ご了承ください。 - 参加費は3,000円です。
お支払い方法は、クレジットカード決済もしくは銀行振込となります。
詳しくは、お申込み後にお送りしますご案内をご覧ください。
なお、ご本人都合による返金はお受けいたしかねます。予めご了承ください。 - 参加費のご入金をもちまして、正式参加申込みとさせていただきます。
ご注意とお願い
- 本講座は、Zoomウェビナーによるオンライン開催・ライブ配信となります。
視聴環境によるトラブルが発生した場合、責任を負いかねます。何卒ご了承ください。 - 受講状況は常時記録(参加時刻・退出時刻・接続時間など)しております。
出席確認のため、開始時・休憩中・終了時の計3回、キーワード発表がございます。
各自お控えいただき、当日中にご報告をお願いいたします。
視聴時間とキーワード報告をもちまして、出席確認・単位付与とさせていただきます。
※日本糖尿病療養指導士の単位取得をご希望の方は、キーワード報告が必須となります。
- 参加登録が完了された方には、事前に各種ご案内をお送りいたします。必ずご確認ください。 メールが届かない等がございましたら、開催2日前の金曜日までにご連絡ください。
- 講演中の録音・録画・撮影、SNS等への投稿は禁止とさせていただきます。
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
ご不明の点がございましたら、事務局までメールにてお問い合わせください。
講義題目・講師
講師は都合により変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
第62回
9時30分~開会の挨拶
9時35分~10時20分
「糖尿病網膜症について、いま何を、どう伝えるか?」
大阪大学大学院医学系研究科 社会医学講座(公衆衛生学) 川崎 良
糖尿病を有する患者さんの4-5人に1人は何らかの糖尿病網膜症を持っています。患者さんにとっての糖尿病網膜症はどんな存在でしょうか?自覚症状に乏しく自らスクリーニングを受ける動機が得られにくい一方、「悪化すると失明する」という恐怖を覚えている、両極端な存在です。今や糖尿病網膜症は適切なスクリーニング、適切な治療で失明の危険を大きく下げることができる疾患になりました。医療従事者からどのように、何を伝えることが重要か、一緒に考える機会となれば幸いです。
10時25分~11時10分
「肥満治療・肥満外科手術(減量・代謝改善手術)の療養指導」
四谷メディカルキューブ 減量・糖尿病外科センター 吉川絵梨
近年、肥満2型糖尿病患者に対する治療方法の一つとして肥満外科手術が普及してきています。胃の容量を小さくするため、手術後は患者の食事量や内容はもちろんですが、生活や周囲の環境も大きく変化します。それに伴い、患者は様々な不安や戸惑いを持つことがあり、私たちスタッフが各専門性を活かした他職種チームで長期的に支えることが大切です。今回は手術前後の療養指導について、私の経験をもとにお話しさせていただきます。
11時10分~休憩
11時20分~ 12時05分
「糖尿病性腎症・CKD・透析中の栄養療法」
東京医科大学 腎臓内科学分野 長井美穂
米国腎臓財団(NKF)による慢性腎臓病(CKD)の概念の提唱から21年、本邦での透析医療開始から50年以上経過し、CKD診療自体や、高齢化社会での患者プロフィールも大きく変化した。各国のガイドラインにおいてもたんぱく質摂取制限の重要性は変わっていない一方で、最近はサルコペニア・フレイルといった社会情勢や、Protein-energy wastingというCKD特有の栄養障害も配慮されている。個々の患者の病態や栄養状態を評価し、テーラーメード介入を図るには、多職種協働によるCKD管理の基盤強化は必須である。
12時10分~ 12時55分
「糖尿病治療薬の進歩2023」
国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター 大杉 満
本年に入り、近未来に使用可能な糖尿病治療薬の新たな情報や追加情報が続々と報告されている。持効型インスリンでは週1回注射薬の実像が明らかになってきている。その他の治療薬も経口のGLP-1受容体治療薬の開発が進んでいるほか、GLP-1受容体作動薬、GIP受容体作動薬、グルカゴン受容体作動薬など複数の受容体への効果を組み合わせた薬剤の開発が進んでおり、糖尿病治療薬は新たな数章が加わる見込みである。
12時55分~閉会の挨拶
13:00 終了
お問合せ先:
国立国際医療研究センター
糖尿病情報センター 「糖尿病 医師・医療スタッフ向け 研修講座」 事務局
〒162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1 E-mail:dm-inf1@hosp.ncgm.go.jp