トップページ > 医師・医療スタッフの方へ > 医師・医療スタッフ向け研修講座 > 研修講座の予定
研修講座の予定
2024年5月9日更新
糖尿病診療―最新の動向
国立国際医療研究センターでは糖尿病診療に従事されている医師、医療スタッフの方を対象に、糖尿病の最新の診断・治療についての研修講座を下記の日程・要領で行います。ご関心をお持ちの方の多数のご参加をお待ち申し上げます。
年間を通して研修講座に参加することにより、糖尿病に関する多彩な分野について、広く学べる構成になっております。
第64回 [ 東京・ハイブリッド開催 ]
期日:2024年6月30日(日曜日)10時00分~13時30分
会場:国立国際医療研究センター 研修センター棟5階 大会議室
(〒162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1)
会場参加とWEB参加(Zoomによるライブ配信)とのハイブリッド開催
定員:会場参加50名、WEB参加100名
申込締め切り:2024年6月23日(日曜日)
参加費:3,000円
- 日本糖尿病療養指導士認定機構<第2群>「認定更新のための研修会」として申請予定
- 日本糖尿病学会専門医更新 申請予定
- 日本糖尿病協会療養認定医取得のための講習会として認定申請予定
- 単位取得可能な地域糖尿病療養指導士 (東京、西東京、神奈川、千葉、大阪)申請予定
申込、その他に関するお願い
申込方法
- 参加ご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
https://forms.office.com/r/TEVxQeVSh2
お申込み後、ご登録のメールアドレス宛にご案内をお送りいたします。
メールが届かない場合、事務局 dm-inf1@hosp.ncgm.go.jp 宛にご連絡ください。
ご参加にあたっての連絡事項
- 本講座は、会場参加・WEB参加(Zoomによるライブ配信)とのハイブリッド開催となります。ご自身の参加形式によるご案内もご確認ください。
- 参加費は3,000円です。
お支払い方法は、事前入金のみ、クレジットカード決済もしくは銀行振込となります。詳しくは、申込み後にお送りしますご案内をご覧ください。
なお、本人都合によるご返金はお受けいたしかねます。予めご了承ください。 - 参加費のご入金をもちまして、参加登録完了とさせていただきます。
参加登録が完了された方には、開催日前々日(金曜日)までに各種ご案内をお送りいたします。 - 講演中の録音・録画・撮影は固く禁止されています。
講演資料の二次利用、詳細内容のWEBへの投稿はご遠慮いただいております。
【会場参加の方へ】
- 開場時間は開演30分前となります。 到着されましたらまずは受付をお済ませください。
- 会場へのお車でのご来場はご遠慮ください。
- 会場に冷暖房はございますが、温度調節が可能な服装でお越しいただきますようお願いいたします。
- 各認定機構の参加証は、当日配布いたします。
【WEB参加の方へ】
- Wi-Fi環境など、安定した通信環境での聴講を推奨いたします。
視聴環境によるトラブルが発生した場合、責任を負いかねます。何卒ご了承ください。 - 受講状況は常時記録(参加時刻・退出時刻・接続時間など)しております。出席確認として、開始時・途中・終了時の計3回キーワード発表がございます。開催日当日中にご報告をお願いいたします。
日本糖尿病療養指導士の単位取得をご希望の方は、締め切り日時までに入力が無い場合や「キーワードが全て正しく回答されない」場合は、単位の付与ができません。ご注意ください。 - 各認定機構の参加証は、終了後、郵送にてお送りいたします。
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
ご不明の点がございましたら、事務局までメールにてお問い合わせください。
講義題目・講師
講師は都合により変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
第64回
10時00分~ 開会の挨拶
10時05分~ 10時50分
「糖尿病療養支援―コミュ力を上げるには?」
山王病院 糖尿病内分泌代謝内科 岸本 美也子
日々、多くの糖尿病患者さんの療養支援をしている皆さんは、ふとこんな事を思ったことはありませんか?「それなりに経験は積んだけど、自分の支援方法って本当にこれでいいのか、自信がないなあ…」と。そんなお悩み解決のお手伝いをすべく、私たちはロールプレイを中心とした療養支援のトレーニングセミナーを開催してまいりました。
本講ではセミナー内容紹介と今後の療養支援のあり方についての私見をお話しさせていただきます。
10時55分~ 11時40分
「肥満症への集学的治療」
東京都立多摩総合医療センター 内分泌代謝内科 辻野 元祥
肥満症の解決を患者さんの自己責任のみに求めない、という肥満スティグマの根幹的理解が肥満症診療の出発点です。肥満スティグマは、外科治療,薬物治療など踏み込んだ治療が容認される端緒ともなりました。従来の食事、運動、行動療法についても患者さんが受け入れやすいプレゼンが求められます。今年に入ってからの薬物治療の新展開も外科治療とあいまってこれからの肥満診療を大きく塗り変えていくことは間違いありません。
11時40分~ 休憩
11時50分~ 12時35分
「高度肥満症に対する減量・代謝改善手術とそのチーム医療の実際」
東京都立多摩総合医療センター 消化器・一般外科 畑尾 史彦
内科的治療に抵抗性の高度肥満症は海外では外科手術が標準的治療となっています。日本では2014年に減量・代謝改善手術である腹腔鏡下スリーブ状胃切徐術が保険適応となり、当院では226例(約50%が糖尿病合併)に施術しました。講演では本治療の概要と糖尿病に対する効果、国内外の現状と課題、さらに当院における多職種連携について解説します。
12時40分~ 13時25分
「生活習慣改善のエビデンス」
国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター 大杉 満
糖尿病をはじめいわゆる生活習慣病・NCDsの対策としては食事や運動習慣などの生活習慣を改善することがよいことは、患者も家族も医療者も分かってはいるようだが実践に結びつかないようである。生活習慣全般を劇的に変える必要があると思い込み、日常生活に取り入れるのに躊躇することが、最近の考えでは比較的容易に取り組める生活習慣改善から手を付けることが推奨されており、それらのエビデンスを解説する。
13時25分~ 閉会の挨拶
13時30分 終了
お問い合わせ
国立国際医療研究センター
糖尿病情報センター 「糖尿病 医師・医療スタッフ向け 研修講座」 事務局
〒162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1 E-mail:dm-inf1@hosp.ncgm.go.jp