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研修講座の予定
2025年5月7日更新
糖尿病診療―最新の動向
国立国際医療研究センターでは糖尿病診療に従事されている医師、医療スタッフの方を対象に、糖尿病の最新の診断・治療についての研修講座を下記の日程・要領で行います。ご関心をお持ちの方の多数のご参加をお待ち申し上げます。
年間を通して研修講座に参加することにより、糖尿病に関する多彩な分野について、広く学べる構成になっております。
第67回 [ 東京・ハイブリッド開催 ]
期日:2025年6月29日(日) 10時00分~13時30分
会場:国立健康危機管理研究機構 5階大会議室
(〒162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1)
会場参加とWEB参加(Zoomライブ配信)のハイブリッド開催
定員:会場参加50名、WEB参加100名
申込締め切り:2025年6月22日(日)
参加費:3,000円
- 日本糖尿病療養指導士認定機構<第2群>「認定更新のための研修会」として申請予定
- 日本糖尿病学会専門医更新 申請予定
- 日本糖尿病協会療養認定医取得のための講習会として認定申請予定
- 単位取得可能な地域糖尿病療養指導士 (東京、西東京、神奈川、千葉)申請予定
申込、その他に関するお願い
申込方法
- 参加ご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
https://forms.office.com/r/xsA50PtTAD
お申込み後、ご登録のメールアドレス宛にご案内をお送りいたします。
メールが届かない場合、事務局アドレスdm-inf1@jihs.go.jp までご連絡ください。 -
お電話、FAXでのお申込みは受付けておりませんので、何卒ご了承ください。
ご参加にあたっての連絡事項
- 本講座は、会場参加とWEB参加(Zoomライブ配信)のハイブリッド開催となります。ご自身の参加形式による案内もご確認ください。
- 参加費は3,000円です。
お支払い方法は事前入金のみ、クレジットカード決済もしくは銀行振込となります。詳しくは申込み後にお送りしますメールをご覧ください。
参加費のお支払いをもちまして、参加登録完了となります。
なお、本人都合によるご返金は致しかねます。予めご了承ください。 - 参加登録が完了された方には、開催日までに各種ご案内をお送りいたします。事前に必ずご確認ください。
- 講演中の録音・録画・撮影はご遠慮いただいております。
講演資料の二次利用、WEBへの投稿は固く禁止しております。
【会場参加の方へ】
- 開場時間は開演30分前となります。 到着されましたらまずは受付をお済ませください。
- 会場へのお車でのご来場はご遠慮ください。
- 会場に冷暖房はございますが、温度調節が可能な服装でお越しいただきますようお願いいたします。
- 各認定機構の参加証は、当日配布いたします。
【WEB参加の方へ】
- Wi-Fi環境など、安定した通信環境での聴講を推奨いたします。
視聴環境によるトラブルが発生した場合、責任を負いかねます。何卒ご了承ください。 - 受講状況は常時記録(参加時刻・退出時刻・接続時間など)いたします。
出席確認として、開始時・途中・終了時の計3回キーワードを発表いたします。各自お控えいただき、当日中にご報告をお願いいたします。
日本糖尿病療養指導士の単位取得をご希望の方は、締め切り日時までに入力が無い場合や「キーワードが全て正しく回答されない」場合は単位の付与ができません。ご注意ください。 - 各認定機構の参加証は、終了後、郵送にてお送りいたします。
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
ご不明の点がございましたら、事務局までメールにてお問い合わせください。
講義題目・講師
講師・講演順は都合により変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
第67回
10時00分~ 開会の挨拶
10時05分~ 10時50分
「ライフコースに合わせた小児・思春期の糖尿病治療―トランジッションを含めて―」
東京女子医科大学 内科学講座糖尿病・代謝内科学分野 三浦順之助
近年薬剤や医療工学の進歩により、特に血糖管理における治療効果とQOLにおいて大きな変革を迎えた。小児・思春期における糖尿病治療もCGMやインスリンポンプを中心に様変わりし、客観的な血糖管理が可能となってきたと言えよう。しかし、親の保護下から独り立ちを迎えるこの困難な時期には、様々な問題が介在する。トランジッションを含め、この時期の治療上の問題点を提示し、治療はどうあるべきか考えてみたい。
10時55分~ 11時40分
「心血管リスク低減を目指す新時代の糖尿病治療 : 循環器内科からの視点」
順天堂大学 循環器内科 岩田洋
糖尿病は冠動脈疾患をはじめとする、大血管合併症リスクを明らかに増大させる。2015年以降SGLT2阻害薬とGLP1受容体作動薬が心血管イベントリスクを有意に低下させることが示され、糖尿病治療薬が心血管予後を直接改善させる時代に入った。本講演では、循環器内科医から見た糖尿病治療薬、特に冠動脈疾患をすでに発症した、二次予防症例あるいは高リスク一次予防症例における糖尿病治療薬について議論させていただきたい。
11時40分~ 休憩
11時50分~ 12時35分
「糖尿病療養支援―医療者の気づき」
山王病院 糖尿病内科内分泌代謝内科 岸本美也子
糖尿病療養支援では、患者さんに様々なことを気づいてもらう必要がありますが、まずは私たち医療者が「気づく」ことが大切です。相手を知って、気づいて、相手のことを考えて、支援する必要があります。本稿では私たちが開催してまいりました療養支援のトレーニングセミナーの内容紹介、自験例、臨床倫理学の概念などを含めて、糖尿病療養支援のあり方についての私見をお話しさせていただきます。
12時40分~ 13時25分
「糖尿病診療の将来像」
国立健康危機管理研究機構 糖尿病情報センター 大杉満
糖尿病診療の将来像は、薬剤の進歩、血糖モニタリングなど器材の進歩、合併症の治療の進歩から考えることができる。経口GLP-1受容体作動薬が開発されているほか、注射薬は週一回製剤が多数開発される状況である。連続血糖測定機器とその結果をもとにした糖尿病治療の普及も浸透してきている。糖尿病の合併症の治療にも一定の進歩が見られることから、それらを概説する。
13時25分~ 閉会の挨拶
13時30分 終了
お問い合わせ
国立健康危機管理研究機構 国立国際医療研究所
糖尿病情報センター 「糖尿病 医師・医療スタッフ向け 研修講座」 事務局
〒162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1
E-mail:dm-inf1@jihs.go.jp