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微量採血用穿刺器具の取り扱いについて
2010年7月8日掲載
医療関係者向け情報
血糖測定などのために、耳たぶを穿刺して採血することは、以前からよく行われている手技です。最近、血糖自己測定などに用いられる微量採血用穿刺器具を用いた耳たぶからの採血で、穿刺針が耳たぶを貫通し、耳たぶを支えていた採血者の指を穿刺してしまうという針刺し事故が報告されました。これを受けて医薬品医療機器総合機構(PDMA)から医療安全情報が出されました。
耳たぶを穿刺して採血する際には、穿刺器具がその用途に適したものかどうかを添付文章で確認してください。
耳たぶの穿刺に適する器具を使う場合にも、穿針部位の裏側を直接指で支えない方法で採血をおこなってください。
貫通のおそれがある場合には、耳たぶ穿刺以外の採血方法を検討してください。
穿刺する部位に関わらず,施術者は採血時に血液との接触を避けるため手袋着用等の対策をとってください。
リンク先
- 医療安全情報 No.18 2010年6月(PDMA)
微量採血のための穿刺器具による採血時の注意について(外部リンク) - 医療安全情報 No.5 2008年6月(PDMA)
微量採血のための穿刺器具の取り扱いについて(外部リンク) - 医薬品・医療機器等安全性情報 No.267 2010年3月
微量採血のための穿刺器具の取り扱いについて(外部リンク)