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研修講座の予定
2022年5月20日更新
糖尿病診療 最新の動向
国立国際医療研究センターでは糖尿病診療に従事されている医師、医療スタッフの方を対象に、糖尿病の最新の診断・治療についての研修講座を下記の日程・要領で行います。ご関心をお持ちの方の多数のご参加をお待ち申し上げます。
年間を通して研修講座に参加することにより、糖尿病に関する多彩な分野について、広く学べる構成になっております。
第57回 [ WEB開催 ]
期日:2022年6月26日(日曜日)9時30分~13時00分
会場:Zoomウェビナーを使用したオンライン開催
定員:150名
申込締め切り:2022年6月19日(日曜日)
参加費:3,000円(テキスト代含む)
- 日本糖尿病療養指導士認定機構<第2群>「認定更新のための研修会」として申請予定
- 日本糖尿病学会専門医更新 申請予定
- 日本糖尿病協会療養指導医取得のための講習会として認定申請予定
- 単位取得可能な地域糖尿病療養指導士 申請予定
申込、その他に関するお願い
申込方法
- 参加ご希望の方はこちらよりお申し込みください
URL : https://forms.office.com/r/WSAJTvBGJY
お申込み後、ご登録いただいたメールアドレスへご案内をお送りします。
※迷惑メールフォルダへ振り分けられている、またはメールアドレスの入力間違いなどでメールが届かない場合がございます。事務局までメールにてご連絡ください。
※お電話、FAXでのお申込みは受付けておりませんので、何卒ご了承ください。 - 申込締め切り日前に定員に達している場合がございます。
ご注意とお願い
- 本講座は、Zoomウェビナーを使用したオンライン開催・ライブ配信となります。
インターネット接続が不安定な場合、途中で声が聞こえにくくなったり、画面がフリーズしたりする可能性がございます。 安心してご受講をいただくためにも、安定したインターネット環境の確保をお願いいたします。講演の途中で接続が不安定になる、接続が切れた場合、責任を負いかねます。何卒ご了承ください。 - 受講状況は常時記録(参加時刻・退出時刻・接続時間など)しております。
参加確認のため、研修開始時・終了時・および講演途中1回の計3回、キーワード発表がございます。各自お控えいただき、当日中にご報告ください。
受講時間とキーワード報告をもちまして、参加確認・単位付与となります。 - 登録完了された方には、前日までに、参加方法や招待URLなどの開催案内をお送りいたします。
- 録音・録画はご遠慮いただいております。
皆様のご理解とご協力をお願い致します。
その他、ご不明の点等ございましたら事務局までご連絡ください。
講義題目・講師
講師は都合により変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
第57回
9時30分~開会の挨拶
9時35分~10時20分
「糖尿病療養指導―それぞれの事情」
山王病院 糖尿病内分泌代謝内科 岸本 美也子
血糖管理が悪いのは、患者さんのせい?私たちの指導が悪いから?それとも…?糖尿病患者さんが100人いれば、100通りの療養指導があります。それぞれの患者さんにはそれぞれの事情があり、家族とのかかわりも様々です。本講では病識の薄い会社経営者、高齢認知症患者、終末期の1型糖尿病患者など、血糖管理や指導が困難であった「事情あり」の自験例をご紹介し、療養指導の在り方を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
10時25分~11時10分
「1型糖尿病の子どもと家族の伴走者として成長を見守る」
国立成育医療研究センター 看護部 山田 未歩子
「さいきん、たのしかったことはあったかな」
この言葉を子どもに問いかけるところから看護面談を始めている。そう聞くと小さな子どもでも何か教えてくれる。子どもたちの生活を聴き、そこから療養行動や社会生活について話を広げていく。子どもたちは1型糖尿病とともに成長し自己管理について学んでいく生活者である。その伴走者として成長を見守る医療スタッフの役割について私が日々実践していることを紹介したい。
11時10分~休憩
11時20分~ 12時05分
「1型糖尿病における血糖管理の選択肢」
国立国際医療研究センター病院 糖尿病内分泌学代謝科 小谷 紀子
1型糖尿病の毎日の血糖管理においてインスリンは欠かせない。今ではインスリン製剤は多岐にわたり、近年のインスリンポンプ、持続グルコース測定器(CGM)、CGM搭載型インスリンポンプ(SAP)の発達は目覚ましい。しかしながら、最新の機器が必ずしも最良の選択というわけではない。本講演では、一人一人のライフスタイル、経済状況などを考慮したうえで、その人にとってのベストな治療方法を選択することについて考えたい。
12時10分~ 12時55分
「糖尿病診療の現在2022」
国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター 大杉 満
根拠に基づく医療(Evidence Based Medicine)の考え方が定着して久しいが、糖尿病の診療目標に確たるエビデンスが登場しはじめたのは過去約30年ほどであり、その歴史を振り返り、学んだことや教訓を整理することは現在や近い将来の糖尿病診療を考える上で有益である。同時にこれらエビデンスを受けて作られる診療ガイドラインの背景を知ることも有用であり、今回の研修講座で紹介する。
12時55分~閉会の挨拶
お問合せ先:
国立国際医療研究センター
糖尿病情報センター 「糖尿病 医師・医療スタッフ向け 研修講座」 事務局
〒162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1 E-mail: dm-inf1@hosp.ncgm.go.jp